2012年5月8日(火)@博多港・福岡市博物館
プロジェクトのはじめの一歩として、ヨンドゥさんから港を見たいというリクエストがありました。人々がどこからか来てどこかへ行こうとしている場所である港。その港や海というのは日本・福岡の人にとってどのような意味を持つのだろう、というのがヨンドゥさんの最初のインスピレーションです。
博多港には大小の船が次々に往来します。実は博多港は外国人旅客数日本一の国際ターミナル。年間約87万人が乗り降りしているそうです。ちなみにそのうち80%が韓国航路。釜山まではここから高速船で3時間です。港のコンテナヤードでは、コンテナが次々とパズルのように積まれたり下ろされたり。ヨンドゥさんはそのようすをとても興味深く観察していました。
また、この日は福岡市博物館も訪れ、古代からの日韓の交流について学芸員の方に解説していただきました。